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将棋の”封じ手”とは?藤井聡太七段もミス?必要な理由を解説。

藤井聡太七段もミスした将棋の「封じ手」というものをご存知ですか?

この「封じ手」は、将棋をよく知らないとその意味合いが分からないことが多いようです。

今回は、「封じ手とは何か?」と、封じ手が必要な理由について説明します。

封じ手とは?

将棋(や、囲碁、チェスなど)の対局を途中で中断する場合,次の一手を用紙に記入し風に入れてから立会人に預けます。 その手を封じ手といいます。

次に再開するときにはじめて開封され、そこから対局が再開されます。

 

具体的には、以下のように次の一手を書いた用紙を、封じ手と書かれた封筒に入れて封を閉じます。その後お互いのサインを書きます。

 

 

「封じ手」が必要な理由

将棋では、時に2日にわたるような対局があります。

これは、2日間ぶっ通しで対局をするのではなく、1日の途中で終わらせて翌日再開することになります。

 

この時(持ち時間制※の対局を)、途中で中断する場合に、時間で切ってしまうと、次に自分が指し手となったプレイヤーがかなり有利になります。

なぜなら、翌日の再開まで半日以上も次の1手を考える時間が取れますからね。

 

そのため、「封じ手」を利用します。

 

封じ手を書いたプレイヤーは、そこで次の指し手が決まることになりますので、翌日までにいい考えが思いついたとしても、指し手を変えることができません。

 

翌日にその指し手を受けてから、対局が再開されますので、相手側も損することがありません。

 

持ち時間制
指し手に「考える時間」を先に与えておいて、指し手はその時間を使いながら対局をしていくやり方。
時間を使いきっても負けではないが、短い時間(例えば1分)で次の1手を刺さないといけなくなり、ミスを起こしやすくなることから、持ち時間をどこでどれだけ使うのかが、勝ち負けの大きなポイントになる事が多い。

 

日曜日の将棋対局番組などを見ると、10秒・・・20秒、1,2,3、・・・とカウントダウンをすることがありますが、これは、持ち時間を使いきり、以降は30秒以内で次の手を指す必要があるという事を意味します。

 

藤井聡太七段のミスとは?

2020年7月の最年長タイトル獲得記録を昨年樹立した木村一基王位(47)に挑む将棋の第61期王位戦七番勝負(中日新聞、東京新聞主催)第2局のことです。

藤井聡太七段は手番(自分の次の1手を控えた状態)で第1日を終えることとなり、初めての「封じ手」を体験しました。

この「封じ手」は、お互いのサイン(署名)が必要なのですが、初めての経験という事からこのサインを忘れてしまいました。

 

先ほどの画像でいうここのことです。

 

これを指摘したのは30歳年上の対戦相手である木村一基王位でした。

指摘を受けた後、お互いにサインをして封筒を渡すのですが、その時の差し出す向きも、立会人の深浦康市九段に教わりました。色々な諸先輩からの指導を受け、何とかこなすことができました。

幸い、サイン忘れによるペナルティはなく、無事にその場でサインすることで事なきを得ました。

 

まとめ

・「封じ手」とは

・持ち時間制で、2日以上にわたる場合などに利用される。

・「封じ手」がないと、次の差し手が有利になってしまう。

 

つぎの封じ手はいつになるのでしょうか?

これからの対局も楽しみですね!

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