先日の米津玄師とのコラボLiveでも知られるフォートナイト(動画あり)。
もくじ(お好きなことろから読めます)
フォートナイトとはどのようなゲーム?
『フォートナイト(fortnite)」は、エピックゲームズ(アメリカ)が販売しているゲームです。
スマートフォンでも使えますが、そのほかにもパソコン(Windows、Mac)やPS4、XBOX、NINTENDO Switchでも利用可能です。
「世界を救えモード」「バトルロイヤルモード」「クリエイティブモード」の大きく3つのモードで遊ぶことができます。
しかし「世界を救え」は高いスペックを必要とするため、現時点でモバイルデバイスやNintendo Switchへの対応予定はありません。
フォートナイトに何が起きたのか?
簡単に言うと、AppleStoreとGooglePlayからアプリをダウンロードできなくなりました。
これで、現在はiPhoneでアプリをインストールして遊ぶことができない状態となっています。
実際にクリックすると、利用できないとのメッセージになります。
一方のAndroidは、GooglePlayからダウンロードができないものの、公式サイトからはダウンロードして遊ぶことができる状態です。
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なぜ、アプリが削除されたのか?
2020年8月14日、Apple社は、Epicがアプリストアのガイドラインに違反したとしてアプリを削除しました。
同様に、GooglePlayの方でもアプリが削除されています。
これは、8月13日に発表した以下のフォートナイトメガプライスダウンキャンペーンに関連しています。
これは、V-Bucksという課金アイテムのプライスダウンという内容なのですが、従来はAppleStoreやGooglePlayを通しての課金だったのに対して、フォートナイトのサイトから直で課金すると20%割引されるというものでした。
これにより、Apple社は課金額の30%の収入がなくなることになります。
一方、ユーザ側は20%の割引となり、フォートナイト側は実質10%分の利益が増えることになります。
フォートナイトの課金は、全世界で1年間で400億円前後ともいわれており、その収入が一気に消えることに対する制裁の意味もあったのではないかと言われています。
一方、Epic社は前々から「30%は高すぎる」と考えていて、現在の30%という取り分が下がれば、より安くユーザに課金要素を提供することができるということを示してきました。
今回の削除を受けて、Epic社は独占禁止法に違反するとして訴状を提示しました。
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これからどうなるのか?
ひとまず、スマートフォン以外のデバイスを使えば、フォートナイトで遊び続けることは可能です。
なおEpic社は訴状だけではなく、AppleのCM“1984”のパロディCMまで公開しています。
Epic Games has defied the App Store Monopoly. In retaliation, Apple is blocking Fortnite from a billion devices.
Visit https://t.co/K3S07w5uEk and join the fight to stop 2020 from becoming "1984" https://t.co/tpsiCW4gqK
— Fortnite (@FortniteGame) August 13, 2020
1984年当時は、コンピューター業界ではIBMが独占的な立場でした。これに対してAppleが自由な市場を切り拓く救世主であるかのように描かれています。
今回のフォートナイト社のパロディCMは、その時のAppleに対して、現在のAppleを揶揄(やゆ)するかのように描かれています。
今後の展開はまだはっきりしていませんが、ゲームファンとしては一刻も早く言い方D地で終結してくれることを願うばかりです。