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笑ってはいけない時に笑わない方法 ゲラ発動の理由とその抑え方

授業中や面接、卒業式やお葬式など、笑ってはいけない時にどうしても笑ってしまったり、ふいにゲラ発動して困っている方は必見!

この記事ではゲラ発動の理由と抑える方法について説明します。

実は、ゲラ発動するのは考え方によるものです。

この記事を読めば、きっと意識して笑いを抑えることができますよ。

 

笑ってはいけない時に笑わない方法 ゲラ発動の理由とその抑え方

「笑ってはいけない」と考えるほど笑ってしまうのはなぜ?

「面談で笑ってはいけないのになぜか笑ってしまう」

「人前のスピーチで、なぜか笑ってしまう」

「笑っちゃダメ!と思えば思うほど笑いが止まらなくなる」

 

こういった経験は誰にでもあると思います。

 

でも、

「誰でも経験があるんだから、笑っても許してくれるよね」とはならないのが厳しいところ。

 

 

ではなぜ、「笑ってはいけない」と考えるほど笑ってしまうのか?

 

その理由は、あなたの考え方が原因です。

 

メモ

人によっては、病気で笑いが止まらないという事もありますので、気になる方は受診されてみることをおすすめします。

論文:12. 笑い発作の起こる病気

https://www.blog.crn.or.jp/report/04/25.html

 

ピンクの象を思い浮かべないでください

一つ例を出して、どうしても笑ってしまう原因を探っていきましょう。

 

 

次の文章を、声に出して(または頭の中で)読んでみて下さい。

 

  • ピンクの象を思い浮かべないでください
  • 絶対にピンクの象を思い浮かべないでくださいね
  • ピンクの象を思い浮かべないでくださいよ!
  • ピンクの象だけは絶対にダメですよ!

 

 

 

 

このようにお願いをすると、ほとんどの方はピンクの象を思い浮かべてしまいます。

ピンクの象のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

なぜピンクの象を思い浮かべないようにすればするほど、ピンクの象を思い出してしまうのか。

 

その理由は、頭の働きにあります。

 

『ピンクの象を思い浮かべないでください』

という言葉を見た時に、頭の中では次のような動きをします。

 

 

1.ピンクの象をイメージする(右脳的)

2.「1」を思い浮かべないように考える(左脳的)

 

つまり、

「ピンクの象を思い浮かべてはいけない」と考える時は

まず最初にピンクの象を思い出してから、それを否定する必要があるのです。

 

ゲラ発動の理由

さて、『ピンクの象を思い浮かべないでください』の例を

ゲラ発動のケースに例えてみます。

 

 

次の文章を、声に出して(または頭の中で)読んでみて下さい。

 

  • 絶対に笑ってはいけない
  • いい?絶対に笑ってはいけないよ
  • 笑っちゃだめだ!
  • 笑うのだけは絶対にやっちゃダメ!

 

 

さて、あなたの頭の中では「笑う」っていうのが強く意識されましたよね?

 

 

あなたが「笑ってはいけない」と思えば思うほど「笑う+否定」「笑う+否定」「笑う+否定」という自己暗示を繰り返しているのです。

 

 

そして、ピンクの象と同じように

どれだけ否定しても、

いえ、

否定すればするほど、ピンクの象=笑う が強調されてしまい、

結果として笑いが抑えられなくなっているのです。

 

これが、笑っちゃいけない時に意識すればするほど笑ってしまう理由です。

 

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解決方法

別のことを考える

笑いを抑える方法としてよく言われるのは「別のことを考える」ということです。

先ほどのゲラ発動の仕組みからいえば、別のことを考えれば笑いは抑えられるはずです。

 

でも、

そんな別のことを考えられないような切羽詰まった時ほど、ゲラ発動して困るのではないでしょうか?

 

その場合の解決策は次の方法です。

 

別の言葉に言い換える

「笑ってはいけない」は「笑う+否定」という事でした。

そして否定をすればするほど「笑う」が強調されてしまいます。

 

これを解決するためには、

別のことを考えるのではなく、「別の言葉にいいかえる」ことです。

 

例えば次のように言い換えるといいでしょう。

ポイント

「笑ってはいけない」→「真剣にやろう」

「笑ってはいけない」→「はっきりとしゃべろう」

「笑ってはいけない」→「自信をもって演技しよう」

「笑ってはいけない」→「普段通りに演奏しよう」

「笑ってはいけない」→「言われていることを真剣に聴こう」

「笑ってはいけない」→「怒られてる理由を漏らさずに聞き取ろう」

 

このように、否定形を使わずに、前向きな「○○しよう」に言い換えるのがポイントです。

 

アンカーを作る

アンカーとは、心理学的に言えば、

「特定の感情や反応を引き起こすきっかけ」を意味します。

 

「ある匂いを嗅ぐと、昔のことを思い出す」

「ある看板を見ると、友人のことを思い出す」

「スマホを見ると、ツイッターのことを思い出す」

 

このように、あなたも身近な物をみたり触れたりした時に、

何か決まったものを思い出すことがあるのではないでしょうか?

 

 

これを意識してやってしまうのが「アンカーを作る」方法です。

 

具体的には、

ミサンガを付けたり、手の甲にマークを書いたりして、

それを見たり、触りながら

「落ち着こう」「普段通り」という言葉がすぐに浮かんでくるように訓練します。

 

「見る」→「落ち着こうと呟く」x繰り返し

 

これを続けることで、そのモノを見るだけで「落ち着こう」という言葉が浮かんでくるようになりますので、「笑っちゃダメ」という言葉が浮かんできにくくなります。

 

中でもお勧めなのは、

このアンカー専用の腕時計を買う事です。

 

腕時計であれば、すぐに目をやったり触ったり、重さを感じるなどして落ち着くためのアンカーを作ることができます。

 

さらには、

こういったフルオーダーの時計だったなら、

サイトを見てから注文して、自分の手につけるまで、いろいろ考えた思いをすぐに思い出せるため

強力なアンカー≒自己暗示 となることでしょう。



その時計を見るたびに「笑わないようすぐに真剣になれるよう願いを込めて買った」こと思い出して、ゲラが発動する間もなくなるでしょう。

 

 

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まとめ

・ゲラ発動する理由は「○○+否定」を言い聞かせることで○○を意識するから

・○○を使わず、肯定をつかった言葉に言い換える

・「□□したい」に言い換えるとよい

 

もしこの記事でゲラ発動が防止できましたら、ぜひコメントやシェアをお願いします。

 

 

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