授業中や面接、卒業式やお葬式など、笑ってはいけない時にどうしても笑ってしまったり、ふいにゲラ発動して困っている方は必見!
この記事ではゲラ発動の理由と抑える方法について説明します。
実は、ゲラ発動するのは考え方によるものです。
この記事を読めば、きっと意識して笑いを抑えることができますよ。
もくじ(お好きなことろから読めます)
笑ってはいけない時に笑わない方法 ゲラ発動の理由とその抑え方
「笑ってはいけない」と考えるほど笑ってしまうのはなぜ?
「面談で笑ってはいけないのになぜか笑ってしまう」
「人前のスピーチで、なぜか笑ってしまう」
「笑っちゃダメ!と思えば思うほど笑いが止まらなくなる」
こういった経験は誰にでもあると思います。
でも、
「誰でも経験があるんだから、笑っても許してくれるよね」とはならないのが厳しいところ。
ではなぜ、「笑ってはいけない」と考えるほど笑ってしまうのか?
その理由は、あなたの考え方が原因です。
メモ
人によっては、病気で笑いが止まらないという事もありますので、気になる方は受診されてみることをおすすめします。
論文:12. 笑い発作の起こる病気
ピンクの象を思い浮かべないでください
一つ例を出して、どうしても笑ってしまう原因を探っていきましょう。
次の文章を、声に出して(または頭の中で)読んでみて下さい。
- ピンクの象を思い浮かべないでください
- 絶対にピンクの象を思い浮かべないでくださいね
- ピンクの象を思い浮かべないでくださいよ!
- ピンクの象だけは絶対にダメですよ!
このようにお願いをすると、ほとんどの方はピンクの象を思い浮かべてしまいます。
なぜピンクの象を思い浮かべないようにすればするほど、ピンクの象を思い出してしまうのか。
その理由は、頭の働きにあります。
『ピンクの象を思い浮かべないでください』
という言葉を見た時に、頭の中では次のような動きをします。
1.ピンクの象をイメージする(右脳的)
2.「1」を思い浮かべないように考える(左脳的)
つまり、
「ピンクの象を思い浮かべてはいけない」と考える時は
まず最初にピンクの象を思い出してから、それを否定する必要があるのです。
ゲラ発動の理由
さて、『ピンクの象を思い浮かべないでください』の例を
ゲラ発動のケースに例えてみます。
次の文章を、声に出して(または頭の中で)読んでみて下さい。
- 絶対に笑ってはいけない
- いい?絶対に笑ってはいけないよ
- 笑っちゃだめだ!
- 笑うのだけは絶対にやっちゃダメ!
さて、あなたの頭の中では「笑う」っていうのが強く意識されましたよね?
あなたが「笑ってはいけない」と思えば思うほど「笑う+否定」「笑う+否定」「笑う+否定」という自己暗示を繰り返しているのです。
そして、ピンクの象と同じように
どれだけ否定しても、
いえ、
否定すればするほど、ピンクの象=笑う が強調されてしまい、
結果として笑いが抑えられなくなっているのです。
これが、笑っちゃいけない時に意識すればするほど笑ってしまう理由です。
スポンサーリンク
解決方法
別のことを考える
笑いを抑える方法としてよく言われるのは「別のことを考える」ということです。
先ほどのゲラ発動の仕組みからいえば、別のことを考えれば笑いは抑えられるはずです。
でも、
そんな別のことを考えられないような切羽詰まった時ほど、ゲラ発動して困るのではないでしょうか?
その場合の解決策は次の方法です。
別の言葉に言い換える
「笑ってはいけない」は「笑う+否定」という事でした。
そして否定をすればするほど「笑う」が強調されてしまいます。
これを解決するためには、
別のことを考えるのではなく、「別の言葉にいいかえる」ことです。
例えば次のように言い換えるといいでしょう。
ポイント
「笑ってはいけない」→「真剣にやろう」
「笑ってはいけない」→「はっきりとしゃべろう」
「笑ってはいけない」→「自信をもって演技しよう」
「笑ってはいけない」→「普段通りに演奏しよう」
「笑ってはいけない」→「言われていることを真剣に聴こう」
「笑ってはいけない」→「怒られてる理由を漏らさずに聞き取ろう」
このように、否定形を使わずに、前向きな「○○しよう」に言い換えるのがポイントです。
アンカーを作る
アンカーとは、心理学的に言えば、
「特定の感情や反応を引き起こすきっかけ」を意味します。
「ある匂いを嗅ぐと、昔のことを思い出す」
「ある看板を見ると、友人のことを思い出す」
「スマホを見ると、ツイッターのことを思い出す」
このように、あなたも身近な物をみたり触れたりした時に、
何か決まったものを思い出すことがあるのではないでしょうか?
これを意識してやってしまうのが「アンカーを作る」方法です。
具体的には、
ミサンガを付けたり、手の甲にマークを書いたりして、
それを見たり、触りながら
「落ち着こう」「普段通り」という言葉がすぐに浮かんでくるように訓練します。
「見る」→「落ち着こうと呟く」x繰り返し
これを続けることで、そのモノを見るだけで「落ち着こう」という言葉が浮かんでくるようになりますので、「笑っちゃダメ」という言葉が浮かんできにくくなります。
中でもお勧めなのは、
このアンカー専用の腕時計を買う事です。
腕時計であれば、すぐに目をやったり、触ったり、重さを感じるなどして落ち着くためのアンカーを作ることができます。
さらには、
こういったフルオーダーの時計だったなら、
サイトを見てから注文して、自分の手につけるまで、いろいろ考えた思いをすぐに思い出せるため
強力なアンカー≒自己暗示 となることでしょう。
その時計を見るたびに「笑わないようすぐに真剣になれるよう願いを込めて買った」こと思い出して、ゲラが発動する間もなくなるでしょう。
スポンサーリンク
まとめ
・ゲラ発動する理由は「○○+否定」を言い聞かせることで○○を意識するから
・○○を使わず、肯定をつかった言葉に言い換える
・「□□したい」に言い換えるとよい
もしこの記事でゲラ発動が防止できましたら、ぜひコメントやシェアをお願いします。
おすすめ
>> アイドルオーディションで親に言えないとき内緒にできる?どうすればいい?
>> オーディションに応募する我が子に親はどう対応すればいいのか?