2021年の「逃走中」の番組で、炎上直前となった事態をSnowManのファンが抑え込み、今では互いの推しポイントを交換し合うという状況になっています。
過去をたどっていくと、SnowManと日向坂46には、それぞれ共通した境遇(不遇)がありました。この不遇を経験したファンだからこそ暖かい対応ができたのでしょう。その経緯をまとめました。
もくじ(お好きなことろから読めます)
SnowManと日向坂ファンが認め合う!共通の不遇時代が理由?
逃走中を通じて互いのファンが認め合う状態に
こちらで書きました逃走中の炎上に関して。
逃走中2021の炎上をSnowManファンが阻止しおひさま感動!
その後、炎上騒ぎは収束に近づいていますが、それにとどまらず、今ではお互いの推しポイントをまとめた情報を交換するところにまで至っています。
https://twitter.com/cLSU3qEvxgJbJKu/status/1345383235690250240
かとしに興味持ったすの坦の方に向けて、かとしの動画貼っときます!
— コウキ(ラフリ隊) (@hamakoh4coast) January 2, 2021
逆にすの坦の方にsnow manの魅力教えて欲しい!SASUKE大好きだから照君は知ってるし年末は感動した!https://t.co/vz1pavThSO#目黒蓮 #加藤史帆 #逃走中
※かとし・・・加藤史帆さんの愛称
そこには、お互いのファンが経験した、両グループの不遇な時代によるものがあるのかしれません。
グループに共通した不遇
SnowManと日向坂46には、それぞれ共通した境遇(不遇)がありました。
この不遇を経験したファンだからこそ、お互いを認め合い、そして相手側のグループに興味を持つまでに至ったものと考えられます。
その境遇についてみていきます。
1.デビューまでの下積み期間がとても長かった
SnowManは、2012年に結成後、2019年まで約7年間も下積み期間がありました。
その間、才能自体は認められ、先輩方からはバックダンサーとしてひっぱりだこ。舞台に上がる機会は多かったようです。
しかし単独でのデビューにはつながらず、いろいろなグループが先にデビューするのをみて、苦悩されていたそうです。
また、その姿を見ていたファンたちももどかしくつらい思いをされていたようです。
一方の日向坂46は、もともと「欅坂46」のアンダーグループ「けやき坂46(ひらがなけやき)」として、2015年に結成されました。
当時は、欅坂46の引き立て役やお荷物グループとしてしか扱われず、SNSでも心無いコメントが多く見られていました。
そして、舞台に上がる機会もほとんどなく、時には「欅坂46に同行するけれども、舞台裏から欅を”ただ見ているだけ”」の時代を過ごしていました。
それぞれの年数は違いますが、方や7年間裏方として耐え続け、方や3年間ほとんど舞台に上がることができず過ごしてきたという境遇について、お互いのファンが共感できるところだったようです。
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2.デビュー前の増員を経験している
SnowManは、デビュー前に6名から3名の増員を経験しています。
今となっては同じグループのメンバーですが、初期のメンバーとしては、まるで「あなたたちだけでは力不足だから人を増員する」と言われたかのような思いを感じたことでしょう。一部の自称SnowManファンは、追加メンバーをしばらく認めない発言も見られました。
日向坂46の前身であるけやき坂46も、同じようにデビュー前の増員を経験しました。2015年の結成後、1年経過を待つことなく、ほぼ同数の増員が発表されたことを受け、1期メンバーは一時絶望してその日の舞台をボイコットする直前にまで至りました。
メンバーの辛さもさることながら、ファンの皆さんも「自分の推しメンバーは力不足だ」と言われたようなものですから、とても悲しくつらい思いをし、そして推しメンバーのことを案じたことでしょう。
しかし、メンバーが増員メンバーを含めて自分たちのグループだととらえるようになったのと同じく、ファンの皆さんも増員を前向きに捉えることができるようになりました。
両ファンに共通するのは「当たり前への感謝ができること」
このような不遇の時代を知っているファンは、自然と「当たり前だと思っていることは周りの人の協力によって成り立っていること」を知っており、その「当たりまえ」のことに感謝できるようになっています。
そして、その当たり前のことが、メンバー自身だけでなくファンの行動によって、簡単に失われる可能性があることをわかっています。
このことから、「相手を批判するコメントをする」ということが、ファンの民度を下げることにもなるし、推しを自らの手で不幸にすることになるという事を理解されています。
よって(よっぽどのことがない限りは)他を批判するようなことはしないし、それどころか「相手のいいところを見つけてやろう」というぐらいの感じにまでなっています。
最後に
今回の逃走中の番組を受けて、SnowManのファンが日向坂46に興味をもったり、日向坂46のファンがSnowManに興味をもったりして、お互いのファンが増えつつあります。
ファンの数が増えれば、メディアが人気の高さを認識し、これまで以上に推しの姿を様々な場所で見られるようになることに繋がります。
つまり、自分の推しグループ・推しメンバーそれぞれの夢をかなえる力になっているという事です。
それは微力なのかもしれませんが、少なくとも「お互いのファンを罵りあう姿」からは想像できないほど、グループ・メンバーの力になっていることでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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