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万博と博覧会の違いを簡単に説明。2025年大阪万博は日本で何回目の万博?

2025年万博の開催地が大阪に決定しましたね。

直近の愛知万博(2005年愛・地球博)を経験された方は、

万博がどのようなものなのかご存知だと思います。

 

ただ、

そもそも万博って何?博覧会との違いは?

と感じる人も多いのでは?

 

そんな疑問をまとめました。

万博と博覧会の違いを簡単に説明。2025年大阪万博は日本で何回目の万博?

 

 

万博(ばんぱく)とは?

 

万国博覧会(ばんこくはくらんかい)を、通称で「万博」と呼んでいます。

ただ、万国博覧会も正式な名前ではありません。

 

正式名称は

国際博覧会(こくさいはくらんかい)

です。

 

エクスポ(EXPO)と呼ばれることもあります。

 

国際博覧会とは?

国際博覧会は、国際博覧会条約(BIE条約)という国際条約に基づいて

多くの国が参加する博覧会となります。

 

「博覧会」と呼ばれるものの一つとして

「国際博覧会」が含まれるという事ですね。

 

 

国際博覧会の位置づけは、国際博覧会条約に以下のように定められています。

第一条 定義
1.博覧会とは、名称のいかんを問わず、公衆の教育を主たる目的とする催しであって、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一若しくは二以上の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう。
2.博覧会は、二以上の国が参加するものを、国際博覧会とする。
3.国際博覧会の参加者とは、当該国際博覧会に公式に参加している国の陳列区域にあるその国の展示者、国際機関、当該国際博覧会に公式には参加していない国の展示者及び当該国際博覧会の規則により展示以外の活動特に場内営業を行うことを認められた者をいう。

 

日本においては、外務省の外交施策に位置付けられており、
招致などは、基本的には政府が推進することになっています。

国際博覧会の種類について

国際博覧会は、規模や目的に応じて大きく2つに分けられます。

 

1.登録博覧会(登録博:とうろくはく)

1995年以降、登録博は5年ごとに開催されています。

実際には、2000年以降の条約で、5年間隔で開催することが定められており、

開催期間は最大で6ヶ月となっています。

 

開催地については、BIEでの投票で決定される事となっています。

(大阪万博は、登録博となります。先日の決定シーンが思い出されますね)。

 

2.認定博覧会(認定博:にんていはく)

一方の認定博は、

各国の政府が、いろいろな目的から開催するものです。

 

基本的には、2つの登録博と重ならないかたちで、5年に1回の認定博が開催出来ます。

認定博の開催期間は最大で3ヶ月までとなっています。

 

なお、以下のうちBIEが認めたものも「認定博」として称しても良いこととなっています。

・大規模な「国際園芸博覧会」

・「ミラノ・トリエンナーレ(イタリアのミラノで開催される美術展覧会)」

 

日本での開催は?

 

日本では、過去5回開催されています。

1.日本万国博覧会 (1970年 大阪万博)

2.沖縄国際海洋博覧会(1975年 海洋博)

3.国際科学技術博覧会 (1985年 つくば博)

4.国際花と緑の博覧会 (1990年 大阪花博)

5.2005年日本国際博覧会 (2005年 愛・地球博)

 

まとめ

博覧会の1つとして「国際博覧会(通称:万博、EXPO)」がある。

国際博覧会は、登録博と認定博の2種類がある。

日本では、過去5回の開催がある。2025年大阪万博が6回目となる。

 

 

2025年の大阪万博開催が決定しました。

愛知万博で見た技術が、現実のものになっていることを考えると、

近い未来を体験できるといっても過言ではないようです。

 

 

開催まであと7年後ですが、楽しみにしたいものですね。

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