トランプ氏に対する弾劾裁判が進められています。弾劾できれば再出馬を防げるとして民主党は力を入れています。
しかし弾劾裁判は「現職」大統領が対象であるため、負け戦は確実とも言われています。
なぜそんな意味のない裁判を進めるのか?その理由を確認しました。
目次
トランプ 弾劾裁判をする理由 なぜ偽物の裁判を推し進めるのか?
弾劾裁判2回目と言えども実態は伴わない
「2度も弾劾裁判の対象となった大統領は、歴代大統領の中で初めてのことです。」
このように聞くと、怪しそうな大統領のイメージが付きますが、実際のところ1回目は全くと言っていいほど意味も根拠もない、あからさまな嫌がらせのような弾劾裁判でした。
1回目の弾劾裁判は史上最悪の茶番
1回目の弾劾裁判は、「ウクライナ疑惑」と言われています。
発端は、トランプ大統領とウクライナ大統領との電話会談に関して、情報機関の匿名告発者から報告された内容でした。
これは、民主党のジョー・バイデン前副大統領とその息子、ハンター・バイデンを汚職疑惑で捜査するよう働きかけたと言う疑惑でした。この引き換えにウクライナへの軍事援助4億ドルの凍結解除を提示したほか、ホワイトハウスでの首脳会談を提示したと言われています。
しかしながら、結果は否決されただけでなく、その後、ウクライナに対するハンターバイデン氏の結びつきがリークされるなどされており、弾劾裁判の要点となったウクライナ政府に対するバイデン氏のかかわり調査を依頼したトランプ氏の判断が正しかったという、民主党にとって皮肉な結果となっています。
あまりも理解不能な1回目の裁判は「この弾劾のでっちあげは、アメリカの政治史上最悪の誤算として残るだろう」と言われたほどです。
意味のない弾劾裁判をなぜ進めるのか?
弾劾裁判を推し進めているのは、ナンシーペロシ。1回目も推し進めた人物です。
ペロシがトランプを解任したいのはなぜ?たった10日も待てない理由
今回の弾劾裁判では、1月6日の襲撃事件をトランプ大統領が扇動したことが争点となっています。
しかし、そもそも弾劾裁判は現職の大統領を対象に行われるものであり、一般人となったトランプ氏を弾劾することはできないというのが大半の見方です。
また、民主党は「共に戦おう」という言葉が民衆を煽ったと主張していますが、それよりも強い言葉を現職の民主党首が大衆に向かって発しており、特大ブーメランとして戻ってきている有様です。
さらに、「過去にもトランプ大統領はナチスを持ち上げていた!」という証拠映像に対しては、「あからさまに悪意を持った切り取り動画である」という証拠をトランプ側が提示して反論しています
(この偽造した証拠を提示した議員は、今後罰せられる可能性があります)。
なぜ茶番を進めるのか?
では、なぜ民主党は、こんな望み薄の弾劾裁判を繰り広げるのでしょうか?
そこには、メディアと共謀することによる、いくつかの狙い・理由があると言われています。
それは次のようなものです。
- 2回も弾劾されたという印象付けによりトランプ氏の求心力を下げる狙い
- バイデン氏の異常な政策に対する批判をそらす狙い
- 弾劾裁判に持っていくことで謝礼があるor罪を逃れられる
SNSでは1つ目の可能性が高いのでは?と言われています。
実際、日本でもオリンピックの森会長が、メディアの印象操作により退任に追い込まれました。
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実はトランプ側が主導している?
今回の茶番劇をすすめるもう1つの理由。
現在、トランプ支持者が期待しているのは次のような筋書きです。
- 自らの稚拙な姿を報道させ、民主党の求心力低下となるように、何者か(=トランプ側)に強制させられている
確かに、裁判の中で、様々な虚偽の証拠が提示され、それらが虚偽であると指摘されている様子が、メディアを通じて全世界に展開されています(日本では報道しない自由により、証拠は出てきませんが)。
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ただ、メディアを使った印象操作は続いており、まだまだ結末は見えない状況が続きます。
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