TikTok (ティックトック)は、短い動画を簡単に投稿できることから、若い方を中心に利用が拡大しています。
音楽にのせてダンスを踊ったり、料理を紹介したり、ファッションショーを楽しんだりと、いろいろな楽しみ方が広がっていて、私たちの生活に欠かせないアプリになりつつあります。
しかし、このアプリが終了するかもしれないというニュースが飛び込んできました。
その内容と理由、見通しについてみていきましょう。
TIKTOK(ティックトック)とは?
TikTok (ティックトック)は、短時間の動画を簡単に編集・投稿できるアプリです。
だれでも簡単に投稿ができることから、若い方を中心におおくの方がダウンロードし利用されており、その数はなんと20億ダウンロードと言われています。
日々、このような動画が投稿されています。
@momow_421撮りたかった音源🥺♬ Hug feat. kojikoji (Fantasy club ver.) - 空音
@twice_tiktok_officialjp本日から「Fanfareチャレンジ」がスタート🌈##Fanfare をつけてダンス動画を投稿してね📣##TWICE ##Fanfare ##Fanfareチャレンジ♬ Fanfare - TWICE
ティックトック終了が騒がれている理由
2020年7月より、
「ティックトックが終了するのではないか?」といううわさが流れ始めました。
確かに過去にも終了のうわさはありましたが、今回は終了の可能性がこれまで以上に高い状況です。
その背景にあるのは、ティックトックが、中国産のアプリであるためです。
2020年7月ごろは、米中関係が悪化している最中で、お互いの大使館を閉鎖するなどの影響が出始めています。
そんな中、アメリカは次のような発表を行いました。
□米国内でのショート動画アプリ「TikTok」の利用禁止を検討
これは、「TikTokの情報が、中国政府に吸い上げられている可能性がある」という理由からです。
※指摘された中国の運営会社は「中国政府から個人情報の検閲の要請を受けたことはない」と反論しています。
TikTok は中国企業の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営しています。アメリカの利用者は3000万人以上。そんな中でアメリカ議会では、以前より利用者の情報が中国の政府に渡っているのではないかとの懸念を指摘していました。
そんな中で、米中関係悪化の状況をきっかけに、アプリ規制に進んだという声も聞きます。
またインドでは、TikTok を含めた中国製アプリをすでに使用禁止にしています。これは、インドと中国の国境周辺での騒乱が原因の1つとされています。
加えて、オーストラリアでも禁止を検討中の状況です。
日本のティックトック終了見通し
それでは、日本でのティックトックの終了見通しはどれくらいでしょうか。
実は、日本においても、ティックトックを含めた中国製アプリの規制について検討が始まっています。
2020年7月28日。自民党の「ルール形成戦略議員連盟」が、中国発のアプリ利用を制限するよう、政府に提言する方針を固めたとの報道がありました。
背景にあるのは、アメリカのアプリ規制です。
「アメリカが規制するのに日本が規制しない」というわけにもいかないのが日本政府の弱いところですかね。
まとめ
アメリカが中国製アプリの規制に動いている以上、日本も同じような道にすすむことは簡単に予想ができます。
このままアメリカが規制を実行するのか、それとも脅しだけで済むのか。
これからも動向を見ていきたいと思います。
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